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「十九文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

十九文の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
金百|疋、道中の路用として一人につき一|分二|朱ずつ、百六十軒の村じゅうのものが十九文ずつ出し合ってそれを分担した。 東海道|浦賀の宿、久里が浜の沖合いに、黒....
酒渇記」より 著者:佐藤垢石
て知るべし――と、あった。 文化文政頃の酒徒が、元享永祿の昔、伊勢国で酒一升銭十九文から二十三文位の値であったという古い記録を見て、大いに自分達の不幸を嘆じた....