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十二因縁
「十二因縁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
十二因縁の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
ころで最初の所は、有名な「十二縁」の問題を取り扱っているのですが、『心経』には「
十二因縁」の一々の名前はなくて、ただ最初の「無明」と、最後の「老死」とを挙げてあ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
しては、この世が一味平等の無明《むみょう》の世界なのでございます。無明がそもそも
十二因縁の起りだとか承ったことがございます。いつの世に長き眠りの夢さめて、驚くこ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
使用者とがありましたか。譬喩は即ち寓話です、寓話は即ち子供だましです、およそ四諦
十二因縁《したいじゅうにいんねん》のわからぬものにも譬喩はわかります、阿含《あご....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
。その願いから生み出されたのが仏教です。まず元祖の釈尊が工夫し出された「四諦」「
十二因縁」の法をはじめ、支那へ来ては天台大師の天台宗の教義とか、達磨大師の禅法と....