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十二宮
「十二宮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
十二宮の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
首座の神々として一二を選み、その一つ一つに一二ヶ月の一つと並びに黄道状態における
十二宮星座の一つずつを配布した。これらの中を通って太陽太陰並びに五つの遊星が運行....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
張出間の窓には、薔薇形窓がアーチ形の格子の中に嵌っているのだし、中央の壁画にも、
十二宮を描いた彩色硝子の円華窓のあるところを見ると、これ等様式の矛盾が、恐らく法....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
名づくとある。これで羊僧てふ語も綿羊が声立てずに殺さるるに基づくと知った。泰西の
十二宮のうち牡綿羊宮《アリエス》を古く白羊宮と漢訳しあるので白羊とは綿羊と判る。....
「『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
段なる地理的地點を指したるものなりとは認むる能はざる也。 而してその鳥と火とは
十二宮中の座次にして、その虚と昴とは二十八宿中の宿名なり。かく東と南とは
十二宮に....
「秋の夜」より 著者:宮本百合子
なすは 夜光の玉か神のみすまるか 奇しき光りよ。 常珍らなるかかる夜は ※燿郷の
十二宮 眼くるめく月の宮 瑠璃の階 八尋どの 玉のわたどの踏みならし 打ち連れ舞....
「歳時記新註」より 著者:寺田寅彦
物館に保存してある。この日は昼夜長短相同じでこれからだんだん夜長になる。ずっと昔
十二宮を定めた頃には秋分の日地球から太陽を望むとほぼ天秤星座に当ったので秋分をも....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
台には白布がかかっていて、「人相手相家相|周易」などという文字が書かれてあって、
十二宮殿の人相画や、天地人三才の手相画が、うまくない筆勢で描かれてもいた。それさ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
とお思なさるなら、
それ、そこにいます、あの天文博士にお尋なさい。
やれ躔次だの
十二宮だのと、隅から隅まで知ってござる。
一つ言って貰いましょう。きょうの天文は....