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十二
「十二〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
十二の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浅草公園」より 著者:芥川竜之介
3
仲店の片側《かたがわ》。外套《がいとう》を着た男が一人《ひとり》、
十二三歳の少年と一しょにぶらぶら仲店を歩いている。少年は父親の手を離れ、時々|玩....
「犬と笛」より 著者:芥川竜之介
したか、それだけは何分昔の事で、今でははっきりとわかっておりません。
(大正七年
十二月)....
「お時儀」より 著者:芥川竜之介
。「Tratata tratata tratata trararach」
(大正
十二年九月)....
「お律と子等と」より 著者:芥川竜之介
一は父の言葉を奪った。
「戸沢《とざわ》さんは何だって云うんです?」
「やっぱり
十二指腸の潰瘍《かいよう》だそうだ。――心配はなかろうって云うんだが。」
賢造....
「おしの」より 著者:芥川竜之介
っさと堂外へ去ってしまった。瞠目《どうもく》した神父を残したまま。………
(大正
十二年三月)....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
は今朝《けさ》九時前後に人力車《じんりきしゃ》に乗って会社へ行った。すると車夫は
十二銭の賃銭《ちんせん》をどうしても二十銭よこせと言う。おまけに俺をつかまえたな....
「海のほとり」より 著者:芥川竜之介
じゃ別段その女は人を嚇《おど》かす気で来ていたんじゃないの?」
「ええ、ただ毎晩
十二時前後にながらみ取りの墓の前へ来ちゃ、ぼんやり立っていただけなんです。」
....
「運」より 著者:芥川竜之介
」
「そうそう、明日《あす》から私も、お籠《こもり》でもしようよ。」
(大正五年
十二月)....
「アグニの神」より 著者:芥川竜之介
子はまっ黒な婆さんの顔へ、悲しそうな眼を挙げました。 「今夜ですか?」 「今夜の
十二時。好いかえ? 忘れちゃいけないよ」 印度人の婆さんは、脅すように指を挙げ....
「狂女」より 著者:秋田滋
間、彼女はこうして一間にとじ籠ったまま、じッと動かなかった。 戦争が始まった。
十二月のこえを聞くと、この町にも普魯西の兵隊が攻めて来た。 僕はそれを昨日のこ....
「初雪」より 著者:秋田滋
その日を送っていれば、もうそれでよく、それ以外には望みというものを持っていない。
十二月のこえを聞く頃になると、雪が降って来た。その頃になると、彼女は凍ったように....
「良夜」より 著者:饗庭篁村
予が未だ涼み居るを瞥視して過ぎたり。金龍山の鐘の響くを欄干に背を倚せてかぞうれば
十二時なり。これより行人稀となりて両岸の火も消え漕ぎ去る船の波も平らに月の光り水....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
前編に大体の伝記を述べて、後編に研究の梗概を叙することにした。 大正
十二年一月著者識す。 前世紀の初めにロンドンのマンチエスター・スクエーアで、走....
「寡婦」より 著者:秋田滋
にだまされたあげく、巴里の客舎で、同じような死に方をして果てました。 その人は
十二になる男の子と、私の母の妹である女を寡婦として残して逝かれました。良人に先立....
「狂人日記」より 著者:秋田滋
られ、一と眼で肚の中をすっかり見られてしまうからであった。 それゆえ、彼は、八
十二歳で、人びとの尊敬の的となり、全国民の哀悼のうちに亡くなったのである。その亡....