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十干
「十干〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
十干の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
やはりそれだけの便利があったからである。 十と十二の最小公倍数は六十であるから
十干十二支の組み合わせは六十年で一週期となる。この数は二、三、四、五、六のどれで....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
さなんだりする事多い。さて本元の支那人が十二禽から十二支を別に立てたのはよいが、
十干の本たる木火土金水の五行《ごぎょう》をそのまま木火土金水と有形物の名で押し通....
「迷信解」より 著者:井上円了
ばならぬ。 八卦の筮法とともにわが国に行わるるものは五行の占法である。例えば、
十干、十二支にて人の性質を判断するがごときは、五行の占法と申すものじゃ。天源術、....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
は、説明しなければ解らぬ人が多くなっているであろう。日本は国の初めから今日まで、
十干十二支の組合わせを以て日を算える仕来りをもっているが、庚申はその中のカノエサ....