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「千仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

千仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新西遊記」より 著者:久生十蘭
命訳一切経)は「経」ではなくて「仏」なのだ。北京版の甘珠爾は甘粛省敦煌の雷音寺(千仏洞)の経窟におさめられているが、毎年、五月初めの灌仏会大法要には、一切経を拝....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
のに相違ないのであります。そのカリンガ時代のジャバにはご承知の通りブルバドール(千仏壇)といって、一つの山を全部彫刻して仏像壇にしたのがあります。これは東洋のギ....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
は、法隆寺四天王の作者なる山口直大口が、――恐らく推古式の作者が、――詔を奉じて千仏像を刻んでいる。当時は止利が法隆寺の釈迦三尊を刻んだ時とわずかに二十年余を距....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
物語が掲載されている。それを参考までに大略申述べるとこんな事である。 (一)、「千仏寺胡同、この北京の北城の辺こそ、我ら日本人が誇りとしてよい地区なのである。 ....