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千体仏
「千体仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
千体仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
りたり。 魂消《たまげ》たるは乗り合いなり。乗り合いは実に魂消たるなり。渠らは
千体仏のごとく面《おもて》を鳩《あつ》め、あけらかんと頤《おとがい》を垂れて、お....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
うどまばたきでもするように、チラチラチラチラ動いていたが、その光の動きに連れて、
千体仏の表情が明るく暗く変化した、今、一つの羅漢の眼が、夢見るように閉ざされた。....