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半植民地
「半植民地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
半植民地の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「光と風と夢」より 著者:中島敦
政治に就いて何一つ知らないし、又、知らないことを誇ともしている。植民地、或いは、
半植民地に於て、何が常識になっているか、をも知らぬ。仮令《たとえ》、知っていたと....
「道標」より 著者:宮本百合子
には特別な事情があることも認めなければならない、と答えた。近代に入ってから列強の
半植民地になっている中国としては、民族自立の要求が強烈なのは当然であって、中共の....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
イナ地方が革命までどんな扱いをうけていたかと云えば、大ロシアの支配者たちによって
半植民地とされていた。ウクライナ地方の自国語で書くことは許されず、軍隊の中でさえ....
「五〇年代の文学とそこにある問題」より 著者:宮本百合子
う事実に立っている。朝鮮が隷属からときはなされ、中華人民共和国が確立し、アジアの
半植民地、植民地のすべての土地に民族自立の運動がおこっていて、それぞれに成功に進....
「ことの真実」より 著者:宮本百合子
本人男女は幾十万人あったろうか。台湾、朝鮮のような植民地または中国、満州のような
半植民地に発展していた人たちは、その土地と社会が本来は他の民族に属するものであっ....
「新しいアジアのために」より 著者:宮本百合子
達が遅れている半封建的社会の条件を利用されて、ヨーロッパの資本主義の植民地または
半植民地として、土着の民族のいたましい生活がつづきました。 第二次世界大戦のの....
「黒船来航」より 著者:服部之総
ことを感じとった。尊王と結びついたためにゆがめられた形で表現されていたが、それは
半植民地化の危機にたいする愛国の本能である。いま百年ごの「第二開国」にあたって、....