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「半知〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

半知の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仇討三態」より 著者:菊池寛
だろう。客の減るのを計って、座を立つかと思うと、杯を持ちながら忠次郎の前へ来た。半知になっていても、忠次郎の方が家格は遥かに上であった。 「貴殿からも、杯を一つ....
バルザック」より 著者:宮本百合子
いなかった若い白鳥たち ×田舎の生活の中における極少数の知識ある女性の苦痛 ×半知識女性の悲しい滑稽 ×抵抗と適当な試煉のないために病的に羽ばたき――決して体....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
このほか、学者にも町人にもおのおの定まりたる職分あらざるはなし。 しかるに半解半知の飛び揚がりものが、名分は無用と聞きて、早くすでにその職分を忘れ、人民の地位....
尊攘戦略史」より 著者:服部之総
に費用の大半を失い、高利貸に依頼してなお不足な部分を藩士の俸給米減制――いわゆる半知《はんち》――を採用してまでやりくりしてきた諸藩財政は、この改革によっていく....