半音階[語句情報] » 半音階

「半音階〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

半音階の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
の小舟に乗って走った。櫂《かい》からしたたる水は、ささやかな琶音《アルペジオ》や半音階を奏した。乳色の靄《もや》が河の面《おも》に揺れていた。星がふるえていた。....
津田青楓君の画と南画の芸術的価値」より 著者:寺田寅彦
の音楽を奏している。ある時は複雑な沈鬱な混色ばかりが次から次へと排列されて一種の半音階的の旋律を表わしているのである。 このような色彩に対する敏感が津田君の日....