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南アメリカ
「南アメリカ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
南アメリカの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
を遺した。合衆国というものを遺した。アングロサクソン民族がオーストラリアを従え、
南アメリカに権力を得て、南北アメリカを支配するようになったのも彼の遺蹟といわなけ....
「黄金虫」より 著者:佐々木直次郎
。金剛石の市場として有名であった。 (15) Spanish main――往時、
南アメリカの北海岸のオリノコ河またはアマゾン河の口からパナマ海峡に至る一帯の地方....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
三根夫がびっくりしたのはその模様の一つが、他のものよりもはっきりしていて、それが
南アメリカの形によく似ていることだった。いや、似ているどころではない、
南アメリカ....
「地球要塞」より 著者:海野十三
》と欧弗同盟《おうふつどうめい》とは、第三次の戦争を起そうとしています。一方は北
南アメリカ大陸に陣どり、他方はヨーロッパとアフリカの両大陸を武装し、これから喰う....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
だが、しかし魚のなかには、水を離れても、ある期間は立派に生き存えているのがある。
南アメリカの熱帯地方に棲んでいるある魚族は、池が狭くて、やけくそな太陽の熱に遠か....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
最少距離になると、それ以上近づかない予定であった。また、ジャンガラ星は、だいたい
南アメリカのアマゾン川に面した空中に停止する予定であった。ところがこの予定は、は....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
コ湾のフロリダ半島の南方の海上にある一群の珊瑚礁。 一○ スペイン海。――住時、
南アメリカの北岸のカリブ海に面した地方一帯の海を漠然と指した名称。スペイン本国と....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
的な厳格主義とが、実を結んでいた。冒険的気性の彼は、多くの同郷人と同じく、東洋や
南アメリカなど遠い所で幾年も過ごした。自家の商業上の利益や知識欲や自分一個の愉快....
「無人島に生きる十六人」より 著者:須川邦彦
か、だれも考えていなかった。それでも太平洋には、郵便局が一つあった。 それは、
南アメリカのエクアドルの海岸から、西の方へ六百カイリのところ、太平洋の赤道直下に....
「臨時急行列車の紛失」より 著者:新青年編輯局
であることが読まれた。こころもち黒みがかった皮膚の色合では、おそらくスペイン人か
南アメリカ人だろうと想像された。見れば、そこには一つの不思議なことがあった。小型....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
やはり胃病やヒステリーあるいは悪阻のために土を食いたがる者が往々あるそうである。
南アメリカの一部では土人のみか白人までも病的に土を嗜み、子供などは夜中に壁の泥や....
「フランケンシュタイン」より 著者:シェリーメアリー・ウォルストンクラフト
ただけるとしたら、あんたをはじめほかの人間にも二度とお目にかからないようにして、
南アメリカの広漠とした荒地にでも行きます。食べものが人間の食べものじゃありません....
「少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
と巨獣によくにたものを学校で習ったことを思い出した。 「わかったよ諸君! これは
南アメリカの河畔に見るばくの一種だ」 「害を加えるのか」 「いやばくはけっして害....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
。暁窓、春寒料峭を覚ゆ。 船衝遍、春風料峭昼猶寒。 (船はみどりの波をおしわけて
南アメリカの南端に向へば、雲のわだかまる亜然国端の山々がある。太陽は北の空にあり....
「青い花の香り」より 著者:小川未明
かれると、中から、数種の草花の種子が出てきたのであります。 その草花の種子は、
南アメリカから、送られてきたのでした。「きっと、美しい花が咲くにちがいない。」と....