南十字星[語句情報] » 南十字星

「南十字星〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

南十字星の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
河明り」より 著者:岡本かの子
つ、今や木下君の船は刻々馬来半島の島角に近づきつつあるのです。送るのは水平線上の南十字星、迎えるのは久恋の佳人。いいですな。木下君は今や人間のありとあらゆる幸福....
わが町」より 著者:織田作之助
械の動く音がすると、星空が移り、もう大阪の空をはなれて、星の旅がはじまり、やがて南十字星が美しい光芒にきらめいて現われた。 流星が南十字星を横切る。雨のように....
地球要塞」より 著者:海野十三
だ》のうえを吹いて、寒いほどであった。仰《あお》げば、夜空は気持よく晴れわたり、南十字星は、ダイヤモンドのようにうつくしく輝いて、わが頭上にあった。 私は、い....
沈没男」より 著者:海野十三
、語る自由を持たない。ただこういうことだけは言ってもいいだろう。それは毎夜の如く南十字星が、美しく頭上に輝いている事だ。但し、プラネタリゥム館へ入っている訳では....
少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
いている。そのなかにとくに目をひくは、南半球においてのみあおぎみることのできる、南十字星である。 「どうかぶじに帰ってくれ」 「おみやげたのむぞ」 一同は十字....
わが町」より 著者:織田作之助
械の動く音がすると、星空が移り、もう大阪の空をはなれて、星の旅がはじまり、やがて南十字星が美しい光芒にきらめいて、現れた。流星がそれを横切る。雨のように流れるの....