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「南城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

南城の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
涼亭」より 著者:田中貢太郎
っても、童子の試にとおらないという困り者でしたが、お父さんに随いて荊南へ行って、南城の外倉橋の側に宿をとっていると、夢に雉冠絳衣の人が来て、その人は右の手に刀を....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
ぶ。ブライトンビーチの対岸に当たる。磯辺を歩する数丁、石と貝とを拾いて帰る。 濠南城外歩声、想見家山春已尽、緑陰堆裏杜鵑鳴。 (豪州南部の郊外、秋晴れの下を歩け....
三国志」より 著者:吉川英治
るか明けぬうちに、彼はもう孫乾と連れ立って、汝南へ道を急いでいた。 そして、汝南城へ行って、劉辟に対面したところ、劉辟がいうには、 「いや、その劉玄徳どのなら....
三国志」より 著者:吉川英治
題が再燃したのだ) と、密報を出した。 しかし、この密書を持った使いの男は、南城門の外で、馬超の部下の夜警兵に捕まってしまった。 馬超は、手紙の内容を見て....
森の石松」より 著者:山中貞雄
旅人 広造 松下猛男 同 虎三 若松文男 神沢の小五郎南城竜之助 法印大五郎 紺尾清 桝川仙右衛 楠栄三郎 ....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
なったと想像するのはあながち理由のないことではあるまい。この悲田院はいつの頃にか南城戸町に移されて、後にはそこに悲田院という寺のみが残っているが、もとはそれも非....