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南宗寺
「南宗寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
「そうでしょうね、どこか、違ったところが見えますもの」 「――それから、和泉の
南宗寺の住持にあげられたり、また、勅命をうけて、大徳寺の座主におされたこともある....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
になる) と、許していた。 こんどの訪問は、九州を遍歴して、先ごろから泉州の
南宗寺へ来て沢庵は杖をとめていたので、そこから久しぶりに、柳生父子の消息を手紙で....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ゃない」
若い禅坊主は、自分の胸にかけている文筥を眼で示し、
「わしは、泉州の
南宗寺の者だが、このお館へ来ている宗彭沢庵どのへ、急な御書面をお届けするために出....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
へ帰った」 こう語り出して、 「母の喪に服すこと一年、まもなく旅へ出て、泉州の
南宗寺へ身を寄せ、後には大徳寺へも参じ、また、光広卿などと共に、世の流転をよそに....