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南州
「南州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
南州の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
なく、昨年八月九日ロンドン発行『モーニング・ポスト』紙に出た。二十五年前喜望峯東
南州の荒野で邏卒《らそつ》二名が猴群に雑《まじ》った一男児をみつけ、伴《つ》れ帰....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
達の方は教師に返り咲きしたり新らしく学内就職に成功したりしたから、そこで氏は西郷
南州となった。すると野上氏はさしずめ山県有朋になるわけだが、なる程之は官僚の元祖....
「三国志」より 著者:吉川英治
伯から礼をもって迎えられても禄や利に仕えず、飄零風泊、各地を遍歴しているうち、汝
南州境の古城に張飛がたて籠っていると聞いてにわかにそこを訪ねてみようものと、ここ....