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南洋群島
「南洋群島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
南洋群島の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
これで西太平洋の制海権を収めると、いよいよ艦隊は、最後の一戦を交える準備として、
南洋群島へ引上げ、待機の姿勢を執ることとなった。 その間に、米国側では、どうに....
「怪塔王」より 著者:海野十三
電班は、しきりに潜水艦ホ十九号をよんでいます。 その潜水艦は、そのころちょうど
南洋群島附近を巡航中でありましたが、よびだしの無電をうけとったので、すぐさま無電....
「南島譚」より 著者:中島敦
南洋群島島民のための初等学校を公学校というが、或る島の公学校を参観した時のこと、....
「環礁」より 著者:中島敦
どカナカではなくなっているからだ。それにもう一つ、マリヤンの住んでいるコロール(
南洋群島の文化の中心地だ)の町では、島民らの間にあっても、文明的な美の標準が巾《....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
と戦わねばならぬ末山聯合艦隊は、はたして、どこにいるのだろうか。 小笠原島か?
南洋群島か? それは軍機の秘密で、今、しばらくはわからない。 しかし、わが『....
「炎の人――ゴッホ小伝――」より 著者:三好十郎
いるように思う。何かと言うとアルルの一切のものを呪い、一日も早く、金の出来次第、
南洋群島の方へ行くんだと言う。しかし俺は今ゴーガンに行ってしまわれるのが恐ろしい....
「上海」より 著者:横光利一
メスを取り上げた。 「いや、それは無理どころじゃありませんよ。中国人がいなければ
南洋群島一帯は勿論、フィリッピンにしたってアメリカにしたって、シベリアにしたって....