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「南溟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

南溟の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
野分」より 著者:夏目漱石
り不景気なんだろうよ」 「だろうよじゃ困りますわ。どうか出来ないでしょうか」 「南溟堂《なんめいどう》へ持って行った時には、有名な人の御序文があればと云うから、....
西航日録」より 著者:井上円了
接するの思いをなす。ただ清流に乏しきを遺憾とするのみ。ときにまた一作あり。 船泊南溟第一関、連檣林立幾湾湾、晩雷送雨天如洗、涼月高懸赤道山。 (船は南の果てにあ....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
と南アフリカ人と両方に相分かれ、綱引きの大競争をなし、豪州人の勝利に帰す。 日落南溟風未行。 (日が沈んで南の果てに風はまだ起こらず、汽船の吐き出す煙もまっすぐ....