南総里見八犬伝[語句情報] » 南総里見八犬伝

「南総里見八犬伝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

南総里見八犬伝の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
科学と文学」より 著者:寺田寅彦
間味の希薄なものを読みふけったのであった。それから「西遊記」、「椿説弓張月」、「南総里見八犬伝」などでやや「人情」がかった読み物への入門をした。親戚の家にあった....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
するてえと……日本に於きまして、上古に紫式部の源氏物語――近代に及んで曲亭馬琴の南総里見八犬伝――未来に至りまして中里介山居士の大菩薩峠――」 大菩薩峠も、鐚....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
て、本棚のところへ来たらそこの岩波文庫のうらの目次をくっている。「なんなの?」「南総里見八犬伝買ったんだよ」「ふーん」と私はびっくりして「わかる?」「わからない....
越後の闘牛」より 著者:佐藤垢石
く、ただ曲亭馬琴が文化十一年から天保十二年にかけ二十八年間の長きにわたって書いた南総里見八犬伝の第七十三回と四回とに、詳しく紹介してあるが、その他には殆ど文献ら....
香熊」より 著者:佐藤垢石
に穴熊の肉を入れて炊いたのだが、海狸の肉に似ていると思った。 穴熊というのは、南総里見八犬伝の犬山道節が野州足尾の庚申山で化け猫を退治するとき、猫といっしょに....