南緯[語句情報] » 南緯

「南緯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

南緯の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
予報省告示」より 著者:海野十三
禍より脱するに至った。 気候は殆んど正常に復した。 氷は北緯五十度まで、及び南緯五十度まで、蔽うに過ぎない。 植物は、第五氷河期襲来前の〇・五パーセントし....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
、恐竜の全化石などがでる未踏地がある。そうして、第四がこのグラン・チャコなのだ。南緯二十度から二十七度辺にまでかけ、アルゼンチン、パラグァイ、ボリヴィアの三か国....
光と風と夢」より 著者:中島敦
トランド、バラヘッド、カークウォール、ラス岬、嗚呼《ああ》! 私の今いる所は、南緯十三度、西経百七十一度。スコットランドとは丁度地球の反対側なのだ。 七 「灯....
地球要塞」より 著者:海野十三
に、まず五人といないであろう。クロクロ島は、その当時、西経《せいけい》三十三度、南緯《なんい》三十一度のところに、静かに横たわっていた。 そこは、地図のうえで....
無人島に生きる十六人」より 著者:須川邦彦
つ、太平洋の郵便配達では、ふうがわりなのがある。それは、赤道から、もっと南の方、南緯二十度のところに、トンガ諸島というのがある。それは、百個ばかりの小さな島の集....
少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
ある。この島から西方に、無数の小さな島がまめのごとくちらばっている、この群島は、南緯三十四度から、四十五度のあいだにあるもので、北半球でいえば、ちょうど、日本や....
「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
るという、折竹の言葉には一驚を喫しないわけには往かない。 「それが、東経百六十度南緯二度半、ビスマルク諸島の東端から千キロ足らず。わが委任統治領のグリニッチ島か....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
はいまも健在である、一日も早く国旗をかの地にたてて凱旋を奉上されよ。) 一行は南緯七十四度まで進航して船を回せりという。 五日、また快晴。船医秋洲長美氏とと....