単価[語句情報] » 単価

「単価〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

単価の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
浮動する地価」より 著者:黒島伝治
親爺は、地味がいゝので自家に作りたい畠だと、繰りかえした。そして、売り借んだ。単価がせり上った。 僕は、傍でだまってきいていて、朴訥な癖に、親爺が掛引がうま....
社会時評」より 著者:戸坂潤
二百五十万人という人数に意味があるのでこれは云うまでもなく東日の読者数と広告欄の単価とに関係があるのである。それは新聞社自身が確信していることだから、今更説明す....
浅間噴火口」より 著者:豊島与志雄
笑もしかねた。李はそれから、活字の仕入れに不行届きな点があること、下受けの仕事は単価が安くて駄目なこと、儲けの多い端物の得意先を開拓する方法が講ぜられてないこと....
勧善懲悪」より 著者:織田作之助
き、支那人仲間にもいくらか顔を知られたというおれが、せっせっと金米糖の包紙を廉い単価で印刷してやっていたことなぞ、自分でも忘れてしまいたいくらい、情けなく恥かし....
猿の図」より 著者:三好十郎
んだけど。 大野 そりゃ、二三日中に、いずれ、なんだ、また私が来る。第一、そんな単価で先方がウンと言うかどうか、これから行って伝えてみるんだから―― 三芳 ハハ....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
ようとしております。そのために、北海道では大豆の値段が暴落し、また中小下請工場は単価の引き下げに悩んでおります。通産省の官僚が発表したところによっても、貿易の自....