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博戯
「博戯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
博戯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「李陵」より 著者:中島敦
るべきかを知らない。 公式の宴が終わった後で、李陵・衛律らばかりが残って牛酒と
博戯《ばくぎ》とをもって漢使をもてなした。そのとき任立政が陵に向かって言う。漢で....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
も昼休みに来る百姓娘が、西瓜の籠を抱えて触れて来た。石の蔭で、銭の裏表を伏せて、
博戯をしていた人足の群れで、二つ売れた。 「こちらの衆は、西瓜どうや。西瓜買うて....
「無宿人国記」より 著者:吉川英治
青いのかも知れねえ」 と、繭買の銀六老に、一種の尊敬をもってきた。猥談、酒談、
博戯、悪事と諸芸、道楽の百般にわたって、この老人の該博さは、驚くべきものだった。....