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博言学
「博言学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
博言学の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
を発掘したことである。この発見は独り法律学の上のみならず、史学、人類学、社会学、
博言学、政治学、宗教学などに大影響を及ぼすものであって、大いに学者の注意を惹き、....
「道標」より 著者:宮本百合子
しく、おとといのことづてをするのを苦笑のこころもちできいた。
ニキーチナ夫人は
博言学者で、モスク※の専門学校の教授だった。ケレンスキー内閣のとき文部大臣をした....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
のでなかろうか。わが邦の腰抜け学者輩が予がかかる言を吐くを聞いては、人もあろうに
博言学の開山ミュラー先生を難ずると、それはそれはと大不敬罪でも犯したように譏《そ....
「獄中記」より 著者:大杉栄
これだけはやられよう。午前中は語学の時間ときめる。 こう言うと、僕は大ぶえらい
博言学者のように聞えるが、実際またこの予定通りにやり果して大威張りで出て来たのだ....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
。そこで過去の範疇を現在の範疇に出来る限り翻訳する仕事が、文献学(往々言語学とか
博言学とか訳されるが)の使命である。この際文献学は範疇論から来る論理学的条件を無....
「再び科学的精神について」より 著者:戸坂潤
くても、各種の変態を遂げた限りの歴史主義を媒介としているのである。解釈学的精神や
博言学的態度や文学的審美的評論がそれだ。だから之は、事物の歴史的な認識、乃至歴史....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
Mu:ller.〕 一八二三―一九〇〇。ドイツ人なれどオックスフォード大学教授、
博言学者。 マックスウェル(人)Maxwell. 一八三一―一八七九。イギリスの....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
でもその時はまだ十ばかりで。
ヒロン
ははあ。
博言学の
先生達が自ら欺いて、お前さんをも騙したのだな。
神話の女は別な物だ。あ....