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卯の花漬
「卯の花漬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
卯の花漬の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
訳でもあるのかい。」 お神が窓から投りこんでくれたお菓子を妹たちに頒け、自分は
卯の花漬の気仙沼の烏賊をさいて、父と茶漬を食べている銀子に、母が訊くのであった。....
「河豚」より 著者:吉川英治
本の河豚は僕は知らない。「なめらふぐ」という種類で、まずいという人もある。金沢の
卯の花漬は、焙って食べるもので、これは人が珍重がる。萩の桜漬も焼いて食うのである....