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「卯月八日〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

卯月八日の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
草迷宮」より 著者:泉鏡花
は綺麗好きだと見える。真白な手拭が、」 と言いかけてしばらく黙った。 今年より卯月八日は吉日よ 尾長蛆虫成敗ぞする 「ここに倒にはってあるのは、これは....
水の女」より 著者:折口信夫
りのような形になった。 七夕祭りの内容を小別けしてみると、鎮花祭の後すぐに続く卯月八日の花祭り、五月に入っての端午の節供や田植えから、御霊・祇園の両祭会・夏神....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
五色の紙に、禁厭の歌をかいて、それを乞う参詣者に頒けているのである。 ちはやふる卯月八日は吉日よ かみさげ虫を 成敗ぞする 家の中へこの歌を貼っておくと、虫除....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
ともいい、目籠の竿以外に八日塔と称して、熊笹で祭壇を組んでその上に蕎麦を供える。卯月八日の天道花も同様に、祭の形だけは古くからの定めに従い、その説明が追々に変化....