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「印相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

印相の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
太陽を紅また金色の卵と見立て、後《のち》キリスト教興るに※《およ》びこれを復活の印相としたという。しからば古欧州にもエジプト同前日を兎と見立てた所もあって卵と見....
十二支考」より 著者:南方熊楠
世紀の頃既にあったのだ。 フィリップ氏またキリスト教法で竜を罪悪の標識、天魔の印相とする風今に変らざる由を述べていわく、中世|異端《ヘレシー》を竜に比し、シギ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
り、読者諸士滅多に夢の話しもなりませんぞ。このラミアの説のごとく、行欲の夢はその印相を留むるの深さ他の夢どもに異なり、時として実際その事ありしよう覚えるすら例多....
もう軍備はいらない」より 著者:坂口安吾
れ片腕をヘシ折られキンタマを蹴りつぶされるようなことが相当ヒンピンと起ることはキ印相手のことでどうにも仕方がないが、それにしてもキ印相手にまともに戦争して殺され....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
付けたものです。一尊仏だった弥陀を来迎の弥陀に変化させたのです。御覧なさい、あの印相は来迎の印相ではない。――なるほど来迎の印相ではない。ところが山越えの弥陀も....