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「危巌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

危巌の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
名人伝」より 著者:中島敦
腕を比べたいとあせりつつ、彼はひたすらに道を急ぐ。足裏を破り脛《すね》を傷つけ、危巌《きがん》を攀じ桟道《さんどう》を渡って、一月の後に彼はようやく目指す山顛《....
草枕」より 著者:夏目漱石
ぎんみ》してだんだんと登って行く。ようやく登り詰めて、余の双眼《そうがん》が今|危巌《きがん》の頂《いただ》きに達したるとき、余は蛇《へび》に睨《にら》まれた蟇....