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厚徳
「厚徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
厚徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「貧しき人々の群」より 著者:宮本百合子
猶予が善良なる故牧師の霊から与えられることになった。 婦人達の口は、暫く故人の
厚徳を称え、確かに天国に安まっているという断言に忙しかったのである。 いよいよ....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
少しく面を和げた。大江の母は津軽家の用人|栂野求馬の妹であった。後大江は県令|林
厚徳に稟して、師範学校を設けることにして、保を教頭に任用した。学校の落成したのは....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
うどう》より薩南《さつなん》に引退した時の決心、また多数に擁《よう》せられ新政|
厚徳《こうとく》の旗《はた》を揚《あ》ぐるに至った心中は、おそらくはその周囲にお....