原元[語句情報] »
原元
「原元〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
原元の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「桶狭間合戦」より 著者:菊池寛
を放った。 義元は十六日に岡崎に着いて、左の様に配軍せしめた。 岡崎城守備 庵
原元景等千余人 緒川、刈屋監視 堀越義久千余人 十八日には今村を経て沓掛に来り....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
丸昌庵が引き受けた。然るに中丸の歓心を得ている近習詰百五十石六人扶持の医者に、上
原元永というものがあって、この上原が町医|伊達周禎を推薦した。 周禎は同じ年の....
「一九四六年の文壇」より 著者:宮本百合子
です。 『真・善・美』という雑誌の九月号に「小林秀雄氏へ」という公開状を書いた小
原元という人は、『新日本文学』に試作を発表した三人のかたよりは、ずっと既成文学の....
「食糧騒動について」より 著者:与謝野晶子
るに到っては沙汰の限りだと思います。 これについて、東京女子高等師範学校長の湯
原元一氏は、我国の教育の無力であったことに驚かれたようですが、私は必ずしもそうは....
「細木香以」より 著者:森鴎外
った方が一人残っていなすって、忌日には来られます。芝の炭屋さんだそうで、たしか新
原元三郎と云う人のお上さんだと存じます。住職は好く存じていますが、只今留守でござ....
「『七面鳥』と『忘れ褌』」より 著者:佐藤垢石
の中で絶命したのは、それから半刻後であった。 懐中に、二月二十七日の日付けで吉
原元海老屋から受取書が一通あった。 一、昼夜二分(千とせ、玉越)一、一分(芸妓....
「艶色落語講談鑑賞」より 著者:正岡容
泉協会のA氏と四人で私は小岩二枚橋の東京パレス見学に出かけた。 パレスの支配人
原元治郎さんが、講談落語の愛好家で、桃川|如燕《にょえん》、桂三木助、五代目小さ....
「暗黒星」より 著者:黒岩涙香
合点した。 太陽が外面の皮殻を衝き破られたのだから、中に欝積しているエネルギーの
原元子が爆発して、殆ど光線の速力にも比すべき力を以て飛散するのである。今や太陽統....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
。寺記によると、平安朝以前からの開基と、伝えられ、檜垣の媼なる伝説の人が、国守清
原元輔の頃、ここに観世音を祠って以来のものといわれている。観音大士のほかに、洞外....