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原始仏教
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原始仏教の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
距てて見なければ、一切のものは成り上り者に見えるのである。彼等は原始キリスト教や
原始仏教そのものは承服出来ない。ただそれが今日から解釈され注釈されて初めて、価値....
「道徳の観念」より 著者:戸坂潤
辿ることは、極めて容易なことと云わねばならぬ。少なくとも古代支那、古代印度(特に
原始仏教)、ユダヤ乃至古代ローマ(原始キリスト教)、及びギリシアは、倫理思想の古....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
却って多くの観想的世界観は、それが観想的であればこそ或る意味の実践性を主張する。
原始仏教や儒教の「実践」哲学がそれである*。之に反して実践的世界観は、実践的であ....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
、古代的・古典的諸論理を現代的論理へ飜訳する場合にあったのである。例えばインドの
原始仏教の文献的内容は、単にそのテキストが国訳されただけでは吾々の理解にとって不....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
ギリシア哲学乃至ギリシア神話に於ける諸範疇を、支那の儒教や易、印度のバラモン教や
原始仏教に於ける諸範疇と、直接に比較することは許されない。 範疇が原始的には主....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
検討を行なう。之はあまり自信もなく又評判も良くなかったが、同じやり口にぞくする『
原始仏教の実践哲学』は、痛快なほどセンセーションをまき起こしたものである。 あ....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
ちゃんと決めたままそのままを持っているからこれが正しいこれが歴史的である、これが
原始仏教的であり根本仏教であるといって非常に西洋人には評判が良かったのであります....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
な釈迦をいかなる資料によりいかなる仕方で突き止めるかという問題に関しては、拙著『
原始仏教の実践哲学』の序論、特に四七―一三一ページ、『和辻哲郎全集』第五巻三八―....