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原始的蓄積
「原始的蓄積〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
原始的蓄積の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「進むべき道」より 著者:野呂栄太郎
拓者の子として生まれた私は、幼時から、一方では労働の尊さを、そして他方では資本の
原始的蓄積のカラクリ、資本主義の制度の不合理をマザマザと見せつけられて育ちました....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
制するものであらざるを得ない。ただそれが自覚して意識的に行なわれないから、云わば
原始的蓄積に止まるわけであって、従って茲にはすでに無意識的にであるが世界に対する....
「平野義太郎宛書簡」より 著者:野呂栄太郎
ん。ただ次の点をもう少し強調する必要はないでしょうか? それは明治維新後の資本の
原始的蓄積の現実的過程の特質によって「農業の生産行程における資本主義の発展、資本....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
から追われて、上海をも含めた日本沿海航路をよたよたと稼がされるようになったころ、
原始的蓄積会社の観がある維新政府の支持によって、郵便汽船三菱会社は一八六五年以後....