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原木
「原木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
原木の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一九四六年の文壇」より 著者:宮本百合子
学の流れは、これまでいつだって金儲けをしたことはなかったから、今だって闇の紙を、
原木と交換で買うというようなことはできません。いかがわしい出版社が、まったくイン....
「ゴルフと「悪い仲間」」より 著者:坂口安吾
どかしたのである。しかし奴のユーレイはでなかった。 十七日 菊水よりパイプの
原木送ったという通知あり。ブライヤーの
原木だ。手製のパイプをつくることにしたので....
「現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
やっても、こう安くはできんが、第一、進駐軍用材の名で買いつけてガソリンを貰って、
原木を他人に伐りださせたとあっては、オレのコレが危いわい」 とクビをたゝいた。....
「葛飾土産」より 著者:永井荷風
地の名と海の遠さとを尋ねた。 海まではまだなかなかあるそうである。そしてここは
原木《ばらき》といい、あのお寺は妙行寺と呼ばれることを教えられた。 寺の太鼓が....
「樹氷」より 著者:三好十郎
、その下方を石でならす仕事をしているからである)いえ、上の方は結構でがす。それは
原木を積み込んでから塗りこめるんで。 香川 じゃ、後の方をもう少しやるかな。……....