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原油
「原油〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
原油の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「爆弾太平記」より 著者:夢野久作
丸の左舷の艙口から機関室に潜り込んだ。そこいらに干して在った菜ッ葉服を着込んで、
原油と粉炭を顔に塗付けると知らん顔をしてポンプに掛かっていたが、混雑のサナカだっ....
「戦場」より 著者:夢野久作
中央の大天幕の中に居る衛生隊司令官のワルデルゼイ軍医大佐の処へ挨拶に行って巨大な
原油ストーブの傍に立ちながらもこのブルブルが続いていた。のみならずその司令官の六....
「石油の都バクーへ」より 著者:宮本百合子
です」 と云った。 バクーの油田は領域の広さ、量の豊富さばかりでなく、湧出する
原油の質が多様な点でも、優れているのだそうである。 五 小....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
見る、なんという大凄観か※ 行手を塞いでいた塩壁がくずれ、そこから流れだしたのが
原油の激流。油層! と、思うまに一筋の川となり、みるみるうち倒れているセルカーク....