厳島神社[語句情報] »
厳島神社
「厳島神社〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
厳島神社の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「厳島合戦」より 著者:菊池寛
此の二人を囮に使い、その囮を鳴かしているようなわけである。厳島に渡った陶晴賢は、
厳島神社の東方、塔の岡に陣した。柵を結んで陣を堅め、唐菱の旗を翻し、宮尾城を眼下....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
たびれたからさよなら。 六月二十四日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(安芸
厳島神社の写真絵はがき)〕 六月二十四日。ねまきお送りいたします。もう一枚の単....
「千人針」より 著者:寺田寅彦
四時何十分の汽車に間に合ったかどうか、それは知るよしもない。 日清日露戦争には
厳島神社のしゃもじが流行したように思う。あれは「めしとる」という意味であったそう....
「埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
る神の物語は、『熊野の本地』には限らないのである。有名な点において熊野に劣らない
厳島神社の神もまた同じような物語を背負っている。『厳島の縁起』がそれである。ここ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
った。 これが着いた先は、周防の釜戸ノ関(現・上ノ関)で、尊氏はここから安芸の
厳島神社へ代参の使い舟を派し、 五月一日 付けの願文を以て、武運の長久を祈っ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
その清盛の幻影を追って、先ごろ、杉本氏やほか数氏と、平家史蹟巡りの旅行の途中、
厳島神社で例の平家納経を見、また清盛、頼盛両筆の無量寿経に、彼の筆のあとを、眼に....