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参り来
「参り来〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
参り来の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
には推し量り知られることでござる。そもそもかく外国々より万づの事物の我が大御国に
参り来ることは、皇神たちの大御心にて、その御神徳の広大なる故に、善き悪しきの選み....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
た人のように普通に思われながら、「そもそもかく外国々より万づの事物の我が大御国に
参り来ることは、皇神たちの大御心にて、その御神徳の広大なる故に、善き悪しきの選み....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
今回もミダルに従った。若し、マヰリクラクモと訓むとすると、「ふる雪を腰になづみて
参り来し験もあるか年のはじめに」(巻十九・四二三〇)が参考となる歌である。 ....
「知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
ことなり。この山|是の如く栄ゆるは、ここの御神の御使いの御狗というを四方の人々の
参り来て乞い求むるによれり。御神は伊奘諾伊奘冊二柱の神にましませば申すもかしこし....
「遠野物語」より 著者:柳田国男
せや、四方四角桝形の庭也 一 まゐり来て此|宿を見申せや、人のなさげの宿と申 一
参り来て此お町を見申せや、竪町十五里横七里、△△出羽にまよおな友たつ ○出羽の字....