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参州
「参州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
参州の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
別当の威し文句だ。 切石まで間道を通って、この浪士の諸隊は伊那の本道に出た。
参州街道がそこに続いて来ている。大瀬木というところまでは、北原稲雄が先に立って浪....
「連環記」より 著者:幸田露伴
あった。これでも別に悪いことは無い。 寂心が三河国を経行したというのは、晩秋過
参州薬王寺有感という短文が残っているので此を証するのである。勿論入道してから三河....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
溶け出して来たようで、どうにもたまらなくなったからです。 「講釈に承りますると、
参州の吉田御殿というお城の上の高い櫓《やぐら》から、千姫様が東海道を通る男という....