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「又従〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

又従の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仮装人物」より 著者:徳田秋声
一度|逢ったことのある青年が一人いたので、庸三は手持|無沙汰ではなかった。葉子と又従兄くらいの関係にあるその青年は、町で本屋をしていたが、傍ら運動具の店をも持っ....
科学論」より 著者:戸坂潤
のだが、之は遺憾ながらアリストテレス的学問法の代表的な部分ではなかった。 実験又従ってその一契機としての観察の、不可避的に重大な意義を知るようになったのは、何....
クリティシズムと認識論との関係」より 著者:戸坂潤
評主義とも限らない。批評という一纏りの現象や活動が普通云うクリティシズムである。又従来最も注目を惹いている批評が文芸批評乃至芸術批評であると云ったが、この際批評....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
である。之は機械論の極致だ。 横光の描く倫理が、如何に人間と人間との間の、夫は又従って夫々の人間の良心に於ける、取引きの均衡、公平無私に集中しているかを見るが....
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
ない。事実今日のブルジョア教養は、教養としては社会的信用を失いつつあるのであり、又従来の意味での教養の程度さえが、どうやら一般には低下して来たようだ。教養の崩壊....
巷説享保図絵」より 著者:林不忘
、狷介《けんかい》なる江戸の富豪柘植宗庵であった。 一空さまは、この柘植宗庵の又従弟《またいとこ》であった。宗庵は早く妻を失って、娘のおゆうとふたりでさびしく....
明るい海浜」より 著者:宮本百合子
もふき子に話す気になれなかった。 四 妹の百代、下の悌、忠一、又従兄の篤介、陽子まで加ったのでふき子の居間は満員であった。円卓子《まるテーブル....
くちなし」より 著者:宮本百合子
度にとりかかった。 今年四つになる男の児がいて、その児は河北の夜に倒れたものの又従弟とでもいうつづきあいにあたっている。慰問袋を女が三人あつまって拵えているわ....
風知草」より 著者:宮本百合子
七輪にかけてありますから……どなたかお客さまです」 がらんとした室に、ひろ子の又従弟《またいとこ》に当る青年がひとりで坐っていた。樺太の製紙会社につとめている....