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「友垣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

友垣の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
高島異誌」より 著者:国枝史郎
しなかった。 「驚き果てた振舞いな! 太刀持たれて何んとなされるぞ! 昨日今日の友垣では無し、幼馴染ではござらぬか! 卑怯と云われたとて恥しゅうも無いし討ち果た....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
大岡忠相の墓に詣でて 問ひてましかたりてましをあまた世をへたててけりな道の友垣 四〇 模範的の事務引継 板倉重宗が京都所司代を辞職した時には、大小の....
樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
ろう、この二人のためにはかなり日記に字数が納められている。そしてこの二人の親密な友垣の間にあって、女史は淡い悲しみとゆかしさを抱いていたのであろう。 「水の上日....
大塚楠緒子」より 著者:長谷川時雨
う。雑司《ぞうし》が谷《や》の御墓《おはか》の傍《かたわら》には、和歌《うた》の友垣《ともがき》が植えた、八重《やえ》山茶花《さざんか》の珍らしいほど大輪《たい....