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友船
「友船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
友船の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「陣中日誌(遺稿)」より 著者:山中貞雄
む。 偵察すればロシヤ、グロンボイ、リュウリックの三巡洋艦にして此の時既に我が
友船泉丸は撃破せられ左渡又同じ運命に陥入らんとしつつあり」 突然に機関銃の音、....
「生まれいずる悩み」より 著者:有島武郎
り飯をわしづかみにつかみ出して食いむさぼる。港を出る時には一かたまりになっていた
友船も、今は木の葉のように小さく互い互いからかけ隔たって、心細い弱々しそうな姿を....
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
その意味においてこの書は、その青春の危険多き航路を終わりたる水夫が、後れて来たる
友船へ示す合図である。自分は彼らの舟行の安らかならんことを心より願う。しこうして....
「加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
、大砲も用意せねばならぬ」 「それも心得ておりまする」 「四方に散々に散っている
友船を悉く集めねばならぬ」 「すぐに早船を遣わしましょう」 「よし」 と紋太夫....