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反徒
「反徒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
反徒の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
跡を絶つに至ったということである。 右衛門作、氏は山田、肥前の人で、島原の乱に
反徒に党《くみ》して城中に在ったが、悔悟して内応を謀り、事|覚《あら》われて獄中....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
かしい二カ月、失ってしまったコゼット、防寨、共和のために身をささげたマブーフ氏、
反徒の首領となった自分の身、すべてそれらのことは奇怪な悪夢のように思われた。今周....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ール小路からやってきた。国民兵の服装のおかげでたやすくこれまで来ることができた。
反徒の方がモンデトゥール街に出しておいた哨兵《しょうへい》は、ひとりの国民兵のた....
「正雪の遺書」より 著者:国枝史郎
さえこういって信綱の遣り口を認めたのであった。 しかるにここに不思議な事には、
反徒の頭目由井正雪を駿府の旅宿で縛めようとした時だけは、幕府有司のその神速振りが....
「日記」より 著者:宮本百合子
る人間のテムペラメント又はロシアの其等などが自分に深い興を湧かせる。ルイが、只「
反徒」を平らげ、自己の権威を獲得しようとして欧州軍を招致しようとした時分ロシアは....