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反政府
「反政府〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
反政府の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
起るものと予測さる」 「英、仏両国は中立を宣言す」 「注目すべきレニングラードの
反政府運動」 「中華民国も一と先ず中立宣言か」 「上海に市街戦起る、○○師団、先....
「風知草」より 著者:宮本百合子
れているのであったが、その中に、元来が積極的な戦争強行論者で、その点が当時として
反政府的であったために拘禁されていたというような人物までがまじっていた。その男が....
「労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」より 著者:宮本百合子
時代の特徴を次の如くとらえている。 「ツァーリズムは勝利した。すべての革命的党や
反政府党は打ち敗られた。無気力、頽廃、分裂、離散、裏切り、淫猥文学とが、政治に代....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
な全予算そのものに反対するということになる。即ち既成政党は直接軍部に面接せずに、
反政府という態度を取るのを原則にしようとする。たまたま特に地主的な政友会では、浜....
「「緑の騎士」ノート」より 著者:宮本百合子
い 一個人間として自信をもちたい) ○リュシアンはナンシーにゆく。陰気で保守的な
反政府的(反ルイ フィリップ)な反ブルジュア的な王党派の町。くさるリュシアン ○....
「立札」より 著者:豊島与志雄
さまざまな風説が伝わって来、それが次第にはっきりした形を取ってきました――。或は
反政府軍ともいい、或は暴徒ともいい、或は流賊ともいいますが、とにかく完全に武装し....
「暗号数字」より 著者:海野十三
ん絶対秘密を守っていただかねばなりません。御存知かもしれませんが、実は今有力なる
反政府団体があって、大活躍を始めています。この秘密団体の本部は上海あたりにあると....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
、この大都会は色キチガイのようである。そんな夕も万を超える勤労者大衆が、日比谷で
反政府のどよめきをあげ、警視庁の黒いトラックがお濠ばたに列をなしていた。ある娘さ....
「近衛内閣の常識性」より 著者:戸坂潤
れてはなるまい。議会軽蔑の現われとしか見ることの出来ぬ抜打解散、総選挙の決定的に
反政府的な結論に対するシニズム、こうした態度が、その祭政一致声明の超時代常識性と....