反正[語句情報] » 反正

「反正〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

反正の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
でおかくれになりました。そのおあとは、弟さまの水歯別王がお継ぎになりました。後に反正天皇とお呼び申すのがこの天皇のおんことです。 天皇はお身のたけが九|尺二寸....
水の女」より 著者:折口信夫
・湯母の水に関した為事を持ったことも考えられる。 事実、壬生と産湯との関係は、反正天皇と丹比と音の転じたことも考えてよい。 産湯から育みのことに与る壬生部は....
女大学評論」より 著者:福沢諭吉
の秩序は親族篇にも明文あり。唯この上は女子社会の奮発勉強と文明学士の応援とを以て反正の道に進む可きのみ。事は新発明新工夫に非ず。成功の時機正に熟するものなり。 ....
古事記」より 著者:太安万侶
十五日にお隱れなさいました。御陵は毛受《もず》の耳原にあります。 二、履中天皇・反正天皇 履中天皇とスミノエノナカツ王 ――大和の漢《あや》氏、多治比部など....
三国志」より 著者:吉川英治
き呂布が、 「公。何ぞ痩せたる」 と、揶揄したのに対して、操が言下に、 「靖乱反正。わが痩は、すなわち国事の為なり」 と、むしろ痩を誇っているような答えをな....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
ありぬべき顔つきを」という奇警なる一文章によって熟知せられる。それから遠く溯って反正天皇紀の注記に、「多遅の花は今の虎杖の花也」とある虎杖も、この書の出来た時代....