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反言
「反言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
反言の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「野に声なし」より 著者:豊島与志雄
野に声なし 豊島与志雄 芸術上の作品は、必ずその作者の心境を宿す。
反言すれば、芸術家の心境は、必ずその作品に反映する。 作者の心境を宿していない....
「『出家とその弟子』の追憶」より 著者:倉田百三
るかの指標といっていいだろう。それを取り去れば、この作はつまらないものだ。だから
反言や、風刺や、暴露の微塵もないこの作が甘く見えるのはもっともである。 人間が....
「穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
年に始めて追儺を行うとき、一見これには交渉なきものと考える土牛を立てた事である。
反言すれば、季冬の頃に農事の早晩を示すに用いる土牛を、何故に農事に関係なき追儺に....
「俳句の作りよう」より 著者:高浜虚子
度あることになった、とそういう感じを起すところに秋風の趣を見出したのであります。
反言すれば秋風の趣に案じ入っているうちにこの人事に想到したのであります。 我が身....