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取抑える
「取抑える〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
取抑えるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
の筋の係が、其奴を附廻して、同じ夜の午前二時頃に、浅草橋辺で、フトした星が附いて
取抑えると、今度は袱紗に包んだ紙入ぐるみ、手も着けないで、坂田氏の盗られた金子を....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ほどまでに死にたくなったんじゃ是非もない、いかにもおれの痩腕じゃ、仏頂寺の死際を
取抑えるわけにいかんのはきまっている」 「だから、おとなしく、それに坐って、拙者....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
暴れさせたかということの詮索《せんさく》よりも、この際、この通り暴れ出した現場を
取抑えることが、第一の急務でなければならないと悟ったのです。 そこで、一途《い....