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受止め
「受止め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
受止めの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「金魚撩乱」より 著者:岡本かの子
祠堂のまんなかの腰掛には崖邸の夫人|真佐子が豊かな身体つきを聳かして、日光を胸で
受止めていた。膝の上には遠目にも何か編みかけらしい糸の乱れが乗っていて、それへ斜....
「審判」より 著者:カフカフランツ
登ってゆき、できるだけの、もちろん消極的抵抗をやって投げ落されると、そこで仲間に
受止めてもらった。これがおよそ一時間ばかり続き、まったくのところ徹夜仕事ですでに....
「青春論」より 著者:坂口安吾
のである。 剣術には「身を守る」という術や方法はないそうだ。敵の切りかかる剣を
受止めて勝つという方法はないというのだ。大人と子供ぐらい腕が違えばとにかく、武芸....
「常識」より 著者:豊島与志雄
うに冷たく見えた。そして率直な厚かましい眼付が、たじろぎもしなかった。その眼付を
受止めておいて、私はまた歩きだした。僕はもう彼女とは無関係な立場だから、そんな話....
「悟浄歎異」より 著者:中島敦
にひとし。奮然鉄棒を揮《ふる》って牛魔王を打つ。牛魔王|角《つの》をもってこれを
受止め、両人半山の中にあってさんざんに戦いければ、まことに山も崩れ海も湧返《わき....
「我に叛く」より 著者:宮本百合子
お思いになるんでしょう?」 「ああ、変ったね」寿賀子は、その激しさを、きっかりと
受止めて、殆ど憾みのこもった眼でゆき子を見た。 「第一、考えて御覧な。結婚してか....
「狂歌師赤猪口兵衛」より 著者:夢野久作
澄ますうちに、今たたいた雨戸が外側へバッタリと外れかかるのを、良助は慌てて両手で
受止めながら小舎の中を覗き込んだ。思わずつぶやいた。 「おらん。このサ中に何処へ....