受領証[語句情報] » 受領証

「受領証〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

受領証の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
死の快走船」より 著者:大阪圭吉
「これは、この戸棚の書類金庫から一寸拝借したものです。頗る略式化した一種の商品受領証と云ったようなものですね。欧文です。で、文中商品の項に青提灯とか、赤提灯と....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
惑なすったことでしょう。』 夫人は指を鳴らして、この私のお世辞に対する喜ばしき受領証の笑いに換えた。 『事実は私は女秘書聯盟の書記になって午飯の休憩時間を一時....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
や銃を奪い、白墨でその戸口に、「武器徴発済」と書きつけた。ある者は銃とサーベルの受領証に「名前」を署名し、「明日区役所に取りにこい」と言いおいた。また往来で、孤....
キャラコさん」より 著者:久生十蘭
途においてお使いなさってよろしいのです。……この紙挾みのほうは、支払いの明細書と受領証、こちらの角封筒の中には、預金帳と、有価証券及び公債《こうさい》証書の目録....