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「叙爵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

叙爵の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、今時評判になっている勝麟《かつりん》なのだ。さ、いつごろ安房守《あわのかみ》に叙爵したっけかな――トニカク、鳶《とび》が鷹《たか》を産んだのか、いや、この親に....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
が、おのずから小国を好んで所望することになったらしい。 それはさて置き、当時、叙爵の儀が済んでから、控室に於て、諸士を相手の気焔の中に次のようなのがありました....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
公世時代、すなわち長禄二年の末に、四歳にして従五位下に叙せられた。これがいわゆる叙爵なるものであって、その遅速がすなわち家柄の高下を示すところから、公家にとって....
三国志」より 著者:吉川英治
であった。 使者は追い返され、呉はすすんで曹操に媚び、曹操はまた、呉の孫権に、叙爵昇官の斡旋をとって、両国提携の実を見せつけたのであるから、孤立河北軍の焦躁や....
三国志」より 著者:吉川英治
ない。まず、鍾※の大尉などが重なるところであるが、なお文官武官の多数に対しても、叙爵進級が行われ、天下|大赦の令も布かれた。 ここにひとり問題は、司馬懿仲達が....