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叛賊
「叛賊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
叛賊の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
いう。 無頭鬼 張献忠はかの李自成と相|列んで、明朝の末期における有名の
叛賊である。 彼が蜀の成都に拠って叛乱を起したときに、蜀王の府をもってわが居城....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
そうだ。薩摩《さつま》の壮士に擁せられ。義理でもない義理にからまれて。心にもなく
叛賊《はんぞく》の汚名を流したは。守るところを失なったといわざるを得ずだ」少し小....
「三国志」より 著者:吉川英治
前、陝西の山寨にいた追剥の頭目ではありませんか。また、第七軍を率いている楊奉は、
叛賊|李※を離れて、曹操にも追われ、居る所なきまま袁術についている輩です」 「ウ....
「三国志」より 著者:吉川英治
いた諸郡の不良太守も、ここにまったくその跡を絶った。 従って、孔明の来るまで、
叛賊の中に孤立していた永昌郡の囲みも、自ら解けて、太守|王伉は、 「冬将軍が去っ....