叡山苔[語句情報] »
叡山苔
「叡山苔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
叡山苔の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
苔《こけ》の多い御影の突《つ》く這《ば》いを添えて、三坪に足らぬ小庭には、一面に
叡山苔《えいざんごけ》を這《は》わしている。琴の音《ね》はこの庭から出る。 雨....
「仮装人物」より 著者:徳田秋声
れるように下へおりて行った。 ある時庸三が庭へ降りて、そろそろ青みがかって来た
叡山苔を殖やすために、シャベルをもって砂を配合した土に、それを植えつけていると、....