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叢談
「叢談〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
叢談の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
氏が帷を下して徒を集め、故田中耕造氏らとともに仏国の自由主義を講述しもって『政理
叢談』を刊行せしことは、これ実に自由論派の嚆矢というべきか。 新自由論派は第二....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
ことにする」 それから兵を進めてまず崑崙関を破り、さらに智高を破り、※(鉄囲山
叢談) 古御所 洛陽の御所は隋唐五代の故宮である。その後にもここに都する....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
に嘱托して旧藩代々の君侯はじめ臣下や人民の特種な事蹟を調べさせられたものが、松山
叢談という三十巻ばかりのものになっている。けれども惜いかな昔し気質の老人の手に成....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
れで見事に、それこそ微塵となって大川に流れ果てたかというにそうではない。
撃剣
叢談《げきけんそうだん》巻の二、微塵流のくだりに。
武芸小伝に微塵流|往々《お....
「迷信解」より 著者:井上円了
向かって出陣せし話は、『草茅危言』に書いてある。藤井懶斎が凶宅に住せし話は『先哲
叢談』にあるも、その源は『閑際筆記』より引用したるものである。いずれも迷信を人に....
「梅雨晴」より 著者:永井荷風
傍なるその※居《しゅうきょ》に問うた。枕元に有朋堂《ゆうほうどう》文庫本の『先哲
叢談』が投げ出されてあった。唖々子は英語の外に独逸語《ドイツご》にも通じていたが....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
という。 常山紀談などによると、所司代|板倉勝重が、薙刀を持って出たり、撃剣|
叢談では勝重の家来太田忠兵衛が働いたり、いろんなことになっているが、話の脚色はと....