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口を拭う
「口を拭う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口を拭うの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻の表現」より 著者:夢野久作
ー子の存在を秘密にして偕老同穴を誓っている。ビー子にはエイ子とシー子の事に就いて
口を拭うて共白髪を誓う。シー子の前では又、お前こそ俺のいの一番のシー子さんだと言....
「美音会」より 著者:佐藤垢石
始まった。聴衆鳴りを鎮めて、一心に大隅の幅広い顔を見る。この人は一口語ると手布で
口を拭う。それが愁嘆場へ行くと非常に頻繁になってついには手に持った手布を打ち振る....